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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ストロベリーナイト 第3話 感想

「右では殴らない(2)」

多分、他に類をみない刑事物ドラマである、ストロベリーナイト
刑事物はお株とも思えるテレ朝が、口惜しがっているのが目に浮かぶようです。
しかし、これフジテレビなんですよね~
テレ朝のイメージをちょっと訂正しないと・・。
そういうわけで、
くすぐられるを通り越して、今回も鳥肌でした。

もう、2回も観てしまったけど、2度観るとよくわかるということで、、これから録画しておこうと思ってしまった。
(こんなことは初めて。)

2話にマタイだことで、キャストの面々からしても、
どうも他に何かあるということは確かだと思ったけれど、
そんなよくある勘ぐりたくなる気持ちを忘れてしまうほど2話の展開は見ごたえがありました。

展開の早さやテンポのよさとか、ガンテツ(武田鉄矢)VS姫川(竹内結子)という構図からしても、引きつけられっぱなしで、ドラマとしての求心力みたいなものは見事で、ほんと巧みにできているドラマということがいえそうです。

やっぱ、人物で魅せるドラマだと思うけど、
人情味というよりも、ぶきらぼーのたたき上げデカ風、ガンテツ(武田鉄矢)や、わけありな姫川の熱血漢な部下思いな点などは、他に類を見ないし、
部下たちとも信頼関係がしっかりしていることも、まさに絆というものですね。

そういうわけで、ガンテツ(武田鉄矢)も嫌いではないし、むしろ愛着がなんとなく湧いてくるけど、
なんか名警部コロンボ風に見えても来るし、多分、多かれ少なかれ、よれよれとはいかないにしても似たような味がいいんでんですよね~

そのガンテツの描かれ方が、どうも丁寧でないは、ちょっと引っかかるわけですが、
ラストの涙な後ろ姿が、部下を思いやる気持ちにあふれていて、
やっぱり、部下思いの人情みのある人だったと、イメージどうりだったことがうれしい今回です。

かさつっぷりや、凄みということで、飛び飛びに画面に表れたり、
姫川の天敵という役どころなので、そうなってしまうのもわかるんですが、
宿敵ということで、悪い奴っていう設定でいかないとだめなのも、、
仕方ないと言えば仕方ないんでしょう。
こんな新たな顔をみせたガンテツがどう姫川と向き合ってくるのか、楽しみなポイントが増えました。


初めは、薬物テロかと思われたり、
抗争劇とにらんだガンテツな経緯もあったこの事件は、
一人の少女の単純な話だったとは、ちらっとは、へこんでも、感心してしまうところ。

これほどまでにしかし、映えるゲストもいないし、この人(大政絢)であることは、納得できるのもよかったです。

姫川がしだいに追い詰めてゆくところは、引きつけられ、
一番の見せ場だったわけですが、もう少し、動機がはっきりと描かれたらよかったような・・。
家庭問題なのか、何なのかが、動機がイマイチ見えなかったようです。

姫川の納得いく、落とし方としては、
相手が相手だっただけに、怒りでねじ伏せたのは迫力があってよかったけど、怒りの鉄拳ということでも、しかったないと言えば仕方ないかな~

右で殴らない・・、
と姫川(竹内結子)の後悔だったとは、やられてしまった。
やはり、主人公目線のタイトルというわけでした。
そんなところも、憎いです。

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