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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

僕とスターの99日 最終回 (感想)

僕とスターというよりも、スターと星の王子様の99日物語というかんじ。
夢物語というわけでもなく、しっかり地に足がついている内容なんだけど、
二人の恋の真相はというと、オブラートに包みこんでしまったかんじもしてならないところ。

ユナ(キム・テヒ)と航平(西島秀俊)の気持ちに隔たりが生まれた前回・・
航平は、女優として演じているときが一番輝いていて、
スターの仕事が一番あっていると判断したから、身を引く決断をしたというわけだけど、ここはなるほどと納得してしまうところでした。

ユナも自分のそういう面をよくわかっていて、
撮影が終わるまで、また航平がガードマン役をやることになったけど、
99日後も、二人は何もないと名言したとしても、航平とユナの恋がそうは割り切れるものでもないので、もう少し揺れる思いというものがみたかった気もします。

やはり、撮影終了後のユナの涙に表れていたように、頭では理解していても、割り切れない思いというものが航平にももう少しあったらよかったでしょうね。

恋は盲目というけれど、航平がけっこう冷めて恋愛までも考えてるところは、以前からの性格によるということなんでしょうけど、なんか恋ではないようにも思えてしまうし、わかりにくさがあったところでした。

要カメラマンが今回、どうしたことか、二人のせつない恋に、感化されてしまったみたいで、
クリスマスプレゼントとして、尾行していた写真をアルバムにして送るなんて、
憎らしいことをやはりしてしまうのもよかったり、ホットしてしまうところでもあったな~

ユナの涙まで撮っていて見とどけていたら、、そうなってしまうというのも、よくわかるし、人としての暖かさが戻ったことはやはり、ちょっとくすぐられるところでしたね。

ユナと航平のしりとりで、航平がでこピンを食らっていたけど、(笑)
「かなめじゅん」とか言ってたりして、落ちともとれるかなめじゅんは、
「かなめ」よいしょだったのかもしれないけど、もう少し早くそんな展開にしてよかったのかもしれません。

航平が別れ場面で、「愛してる」と深い愛情をユナに示していたわけだけど、
アメリカと日本と離ればなれで、うまくいくのかなぁ~とか、
どうもやきもきする話だったようで、
星の王子様とお姫様のなんともほんわりしたラブストーリーというかんじは捨てきれないし、99日間の期限付きの恋という内容にやはりまとめられていたことは、ちょっと物足りなさをかんじてしまうようでした。

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