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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

ドン★キホーテ 第5話(感想)

ドン★キホーテ 第5話 「赤ちゃん危機一髪」

今回は作りこまれていたこともあり、前回よりもおもしろさが戻ってきたようです。
城田正孝(松田翔太)と鯖島仁(高橋克美)は、児童相談所と鯖島組ということで、全くの異質な組み合わせに見えるわけですが、毎回うまくまとめて一つのことに向き合うというのはうまい筋書きですね。しかし、今回は意外と縁があるのかもしれないと思わされるエピソードだったようで一概に異質とはいえないことがちょっとおもしろいな~というかんじでした。

赤ちゃんと親権

今回、育児放棄とみなされた母親から赤ちゃんを守るために法律上の処置がされましたが、遺産目当てというもくろみもあったなんてあきれるばかりな母親でした。
その母親とぐるになっていたという経緯もあったり、その真相は明白でしたが、なんとか無事に赤ちゃんを助けることができたあたりは、なかなか見ごたえタップリだったことは、ほんとうまい設定でした。
城田が洗いざらいにことの詳細を明白にし、力で来る相手に対して、力のある鯖島が対応する。さらに、組員が対応といううまさで、形勢が不利とならば逃げる母親をばしっと鯖島あゆみ(内田有紀)、所長の水盛ミネコ(小林聡美)がきめるというのは、水戸黄門ばりであたし、物事を収めるということは、このようにしっかりとした信念に物事を見極める洞察力というものを持っていなければならないということを絵にかいたようなこのシーンで思い知らされたかんじでした。

松浦幸子と所長の関係

所長のミネコには以前同じようなことでトラウマになってしまった経緯があったわけですが、そのときの子供が松浦幸子(成海璃子)であったというわけでしたね。
今回の事は、幸子とミネコの関係にも結びついていたというのも厚みがありました。

あゆみの思い

さらに、今回のことからあゆみの赤ちゃんへの思いがわかったことも厚みがあるし、鯖島がそのことを初めて知ったわけですがあゆみの気持までも描かれていたわけでしたね。
やはりけっこう作りこまれているな~という5話のようです。

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