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ドラマ感想日記~拘りを持たず程よく頑張る

それでも、生きてゆく 第4話(感想)

*好きなドラマの感想は、いわば復習でもあり不可欠なんですよね。*
(この夏、こころ模様がとても深く粛々と描かれていて、その澄んだ空気感や夏らしさにどっぷりと浸っていたいドラマですね。)

第4話「明かされた真実・・」


今回明かされた真実には驚きました。

まさか遠山双葉(満島ひかり)が、母親の子供ではなかったなんて衝撃的でした。
おなかに赤ちゃんがいたということで事件のあった年ぐらいに父が再婚したということなんでしょうね。
息子を家に迎え入れたいという父親の気持と母親の気持のズレはそんなところにあったようです。
母の思いはこれからようやく語られるんでしょうけど、双葉にとってはつらい真実です。
乗り越えなければならないことがまた新たに訪れ、どれだけ不幸なのかというか、見守りがいが増えたということで益々双葉を応援したいところですね。

今まで文哉のその後をなんとなく描いていたのはそういうこともあったからなんでしょう。

深見洋貴(瑛太)と響子(大竹しのぶ)との会話は、昔話が増えてきたみたいですが、なんかこのへんをみていると気持が和らいできたなーというかんじです。
亜季と子どもの頃の双葉のことを思い出したり、父親の昔話をしているところは、母と息子でしたね。

駿輔(時任三郎)は、事件当時の遠山家を訪れていたようですが、、あの双葉が持っていた果物は文哉が葬儀のときに置いてあったものではと、確認しに来たみたいでした。
ここらへんがちょっとわかりづらかったんですが、ばったり洋貴と出っくわしたところでした。

やはり、事件のことがこれほどまでに冷たく罵られていたことに、その重さを新たにしたわけですが、洋貴がかばうほうに向いていたというのは、あえて、代弁していたということで救われたかんじです。
本来ならば、洋貴が言っていた言葉だったのでしょう。

昔の子どもの頃に遊んだ文哉とのことを振り返ったり、じかにはいわなかったけれども思いを伝えて去る洋貴も辛いし、受け止めてばかりだった駿輔がやはり痛々しいほどに辛い場面でした。

ちょっと新たなる展開を示したことというと、藤村五月(倉科カナ)が会いに来たこと。
そこであらたな事実として、文哉を担当する看護師が行方不明だというのもそわそわさせられる展開で、現在進行形になっていくかんじは気になるところです。

洋貴のあわてようは、声のトーンからも弟や双葉にはバレバレだったわけですが、倉科カナさんが素敵な女性として描かれているのはちょっと、ドキッとするのもわかる気がしますね。(携帯を取り出してすぐ電話してみせたり。)
双葉との関係もどうなるのか楽しみな感じになってきたみたいです。
バックに流れる、小田さんの曲がだんだんしみて来ました。
いつも泣かされるんですが、このドラマも多分・・。

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